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2014年 09月 08日
私の所属する、NPO法人北海道を発信する写真家ネットワークの企画展です。
私は出品していませんが、事務局としてお手伝い中。 ぜひ、ご高覧下さい。 札幌国際芸術祭2014 連携事業 札幌市写真文化振興事業 受託企画展 「表出する写真、北海道」展 北海道という被写体、 その時代、 撮影者によって、 写真が表出する。 開催日程 2014年9月2日-21日 10:00-20:00 開催場所 コンチネンタルギャラリー(札幌市中央区南1条西11丁目コンチネンタルビル) 主催 特定非営利活動法人 北海道を発信する写真家ネットワーク 協賛 札幌市 協力 東川町写真の町 実行委員会 開催主旨 この夏、7月19日から9月28日まで開催される札幌国際芸術祭2014に連携して、札幌に拠点を置く当NPOが写真ジャンルの企画展を予定しております。国際芸術祭のテーマである「都市と自然」に連動して北海道の視座から札幌あるいは北海道を撮影対象にした写真を展示したいと考えています。 当NPOは2011年より札幌市が所蔵する写真アーカイブをもとに札幌市写真文化振興事業として受託企画展を開催してきました。今回の企画展もその延長線上にあるものです。明治初期から始まった北海道開拓は当初から田本研造らによって撮影されてきました。その後現代に至るまで札幌をはじめ北海道の風土は自然や人間の営み、そして両者の関係について多様な解釈を受け入れることを許すほどに懐の深いものでした。こうした環境から生み出された多彩な写真世界は、多くの人の共感を誘い、問題意識を喚起し、写真を見るまで気づかなかった感性を呼び覚ますものでもあったのです。また、現在も多くの写真家が、風土の表面的な美しさだけに依存し満足することなく、新たな視覚世界を創造する挑戦を続けています。 本プロジェクトは開拓期以来140年間の間にこの土地がどう変わったか、あるいは変わらなかったことについて、撮影者の視線とその時代によって表れる写真を被写体である北海道を起点に遡行していくものです。また、同時に歴史の中で残された写真から、人間が見たもの、見ようとしたもの、見るべきと訴えたものについて込められた数多くの真実を読み解き、受け継いでいく試みでもあります。 写真展構成案(仮) Ⅰ.視覚世界の創造(仮) Ⅱ.世界を共感する(仮) 北海道・札幌の近代は、地名以外は過去の歴史から切り離して都市/農村の空間を開発・造成し 人工的な空間を作り上げた点にある。歴史の中で生み出された興味深い写真を紹介し、こうした映像表現が生まれた過程を、作品を通じ検証する。 ①意図、又は結果として新たな視覚世界を生み出そうとした作品 ②変化を続ける又は変化しない自然や人間の姿と共にあることで生まれる作品 上記2つの観点に基づき二部で展示を構成でする。 出品者および作品、撮影地、撮影年 いずれも 作品サイズは11 X 14 インチプリント、各3点出品 田本研造 「開拓写真」 札幌 明治初期 中西吉之助 「札幌寫眞帖」コロタイプ寫眞帖 札幌 大正、昭和初期 前田真三 「美瑛、初期」 美瑛 1970年代 奈良原一高 「王国」 トラピスト修道院 函館 1950年代 細江英公 「大野一雄、釧路湿原」 釧路 1990年代 深瀬昌久 「家族」 美深 1970年代 操上和美 「northern」 富良野ほか 1970年代ほか 篠山紀信 「晴れた日」 勇払原野 苫小牧 1970年代 橋口譲二 「17歳の地図」 羅臼ほか 1980年代 ホンマタカシ 「trails」 知床 200年代 齋藤亮一 「SLがいたころ」 札幌ほか 1970年代 萩原義弘 「80年代夕張」 1980年代 中藤毅彦 「sakuan,matapan」 釧路ほか 2000年代 掛川源一郎 「子どもの世界」 伊達 1960年代ほか 清水武男 「空撮、北海道」 道内 1980年代 佐藤雅英 「北大 旧恵迪寮」 札幌 1980年代 岸本日出雄 「佐呂間」 佐呂間 1960年代 菊地晴夫 「美瑛」 1980年代 ジェフ・チャップリン 「moonstar」 美瑛 2000年代 戸張良彦 「覚醒図鑑よりトーチカ」 十勝 2000年代 大橋英児 「roadside lights」 札幌ほか 2000年代 酒井広司 「北海道の旅」 余市ほか 1990年代ほか 浅野久男 「微光の記憶」 松前ほか 2000年代 渡辺洋一 「ニセコ」 ニセコ 2000年代 及川修 「祭りと神楽」 江差 2000年代 中村健太 「小樽の春」 小樽 2000年代 山本顕史 「ユキオト」 札幌 2000年代 爲岡進 「姥神大神宮渡御祭」 江差 1970年代 フォーラム開催 2014年9月8日(月) 18:00よりギャラリーにて フォーラム「写真を話す」 ホンマタカシ氏、清水穣氏、福地大輔氏 フォーラム「写真を話す」 *2014年9月8日月曜日、18:00から2時間程度 ギャラリーにて行います 「被写体としての北海道」、「写真に写るものと写真自体について」など 写真に写っているものと写真が伝えるものについて確認しながら 「写真」とはなにかという問いに迫ります 札幌国際芸術祭2014 連携事業 HAKOREN連携
by Aya-Kubota
| 2014-09-08 18:23
| 写真展
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